「あなたはコミュニケーション能力に自信はありますか?」

「あります!」と即答できる人はおそらく少ないでしょう。仮に自信がある人でも、これまで人間関係に全く悩まずにこれたという人はもっといないと思います。

自分の気持ちをうまく言葉にできない、相手の言葉や行動に想像力を持てない、最近では挨拶ができない大人を見かけることも多くあります。
大人でも子供でもコミュニケーションに苦手意識を感じている人は少なくありません。

一体なぜか。
その原因の1つには学校の義務教育の中にコミュニケーションを教える科目がないからと言えるでしょう。

海外では一般的な演劇教育。日本では…

アメリカやイギリス等では演劇が教育のカリキュラムの中に位置づけられています。
演劇を通して、表現力や集中力、実行力、そして健全なコミュニケーション能力を学ぶことができるのです。

「国際社会を生き抜く異文化コミュニケーション能力、世代間コミュニケーションの問題を克服する能力、そして、楽しい学校生活を送るための人間関係を形成していく能力、多様なコミュニケーション能力は、これからの時代を生きる子どもたちにとっての基礎的な能力」とし、
 文部科学省では、平成22年5月に「コミュニケーション教育推進会議」を設置し、その中で演劇についても触れていますが、実際のところ一般的な教育プログラムとしてはまだまだ根付いていないのが現状です。

ソーシャルメディアの発達、コロナ禍の影響により”コミュニケーション”が学びづらくなっている

お友達間や学校生活の中でコミュニケーションは自然と学ぶものとされ、その裁量は子供たち自身に委ねられてきていました。
しかし、新型コロナウイルスの影響によりこれまで以上に人との関わりを築きにくくなっている一方、
ソーシャルメディアの発達により、顔の見えない相手とのやり取りが増えています。

ところが文字のやりとりになると相手が”生きている生身の人間”である認識が欠如し、心無い言葉を放ってしまうということもあります。

よりコミュニケーションを学びづらくなっている昨今、他者への想像力を持てない、そして自分の気持ちを上手く表現できないといった子供たちがこれまで以上に増えてしまう可能性があります。

NEW NEXTは演劇メソッドを用いて楽しくコミュニケーションを学ぶスクール

そこでNEW NEXTでは俳優育成としても使われるシアターゲームや即興劇を用い楽しく遊びながらコミュニケーションを学び、戯曲、小説、詩等の世界観を実際に演じ体感することで、頭で考えるだけでは得ることのできない学びを楽しみながら身に着けていくことができます。自分の気持ちへの気づき、言葉にする能力、そして他者の価値観を知り、互いを認め合うという一歩にも大きくつながるはずです。
また、NEW NEXTでは、大人になっても実用的に役立つスキルの育成としてスピーチ力向上のための教育にも力をいれています。