伊藤みずき

NEW NEXT 代表・講師

13歳から演劇を始め、劇団に入団。大会では自身が演出・出演を務める舞台で複数の受賞歴あり。
演劇活動の他、アナウンス・イベント司会・ラジオDJの経験多数。
2021年に個人運営の劇団を立ち上げ、第一回公演を主催。
企業にて営業/採用/パラリーガル/研修担当等に携わってきた経験を活かし、2022年コミュニケーションスクールを開校。

漢検準1級。サービス介助士資格取得。

伊藤みずき

コメント

はじめまして!
講師の伊藤です。

私は子供の時から今に至るまで、ずっと演劇を続けてきました。
学校生活でも、就活でも、社会人生活のなかでも「あぁ、演劇をやっていてよかったなぁ」と心から感じる場面が沢山ありました。
咄嗟の対応や、大勢の場でのスピーチ、面接、チームワーク…
自分が演劇をやっていたからこそ、出来ていることが今沢山あります。

私は幼稚園、小学校、中学校といじめられていました。
転校もあり、学校生活になかなか馴染むことが出来なかったのです。
内気で、発言が苦手。人と話す時に緊張してしまい、周りの子とうまく接することができませんでした。

中学に上がったとき、私はたまたま演劇に出会いました。
初めて『即興』でお芝居した時の感動を今でも忘れられません。
自分でも思ってもみなかった声の厚みや、動き、言葉が出てきて、とても驚きました。
「私の中にはこんな自分が眠っていたのか!」と。
即興やシアターゲームと呼ばれる俳優育成の訓練で遊びながら楽しく自分を解放し、物語の”役”を通して他者の価値観や人生を学んでいきました。

その当時も、私は学校がとにかく大嫌いで毎晩泣きながら寝ていました。

それでも、なんとか学校に通い、自暴自棄にならずに前を向けていたのは、
「今いる空間が、世界の全てではない」ということを演劇を通して体感として学べていたからです。

今、コロナ禍によって人との関係が築きづらい世の中になりました。
マスクで顔の半分が見えず、食事は黙食…
子供にとって大切な行事やイベントが次々と中止になりコミュニケーションなどの教育もどんどん疎かになってきてしまっていると感じています。

昨今では不登校児童生徒の数が過去最高になってしまったり、他者の痛みに想像力を持てず相手を傷つけてしまったり、自分を傷つけてしまったりと心が痛いニュースも増えたように感じます。

私は少しでも、未来を担う子供たちの役に立ちたいと思いこの教室を開設しました。

子供たちが、少しでも楽しく、そして対人関係や自己表現に新しい発見や気づきを得て、人生をより豊かに歩んでほしいと心から願っています。