ミスコミュニケーションが生まれる原因は”決めつけ”にあり。それを防ぐには?

学校や職場で周囲の人間と円滑に物事を進めていく上で重要なことは”コミュニケーション”であることは言うまでもありません。

学校でトラブルなく友達と過ごす、職場で業務を円滑に進めていく、その上でコミュニケーションを避けて通るということはまず不可能です。

上手に周囲とコミュニケーションを取っていく、そのためには「ミスコミュニケーション」を避けるということが重要になります。

「ミスコミュニケーション」って?

「ミスコミュニケーション」とはお互いの気持ちや意見が上手く伝わらず、解釈に違いが生まれて食い違いが起きていることを指します。

きちんと話したはずなのになぜか伝わっていなかった、そんな意味で言われたとは全く思わなかった、なんて経験が皆さんにもあると思います。

また、似たような言葉に「ディスコミュニケーション」というものがありますが、こちらはお互いの気持ちや意見をそもそも伝えていない、という状態のことを指しています。

ミスコミュニケーションが生まれる原因

ミスコミュニケーションが生まれる原因として、いくつか考えられます。

伝えるべきことを省略して話してしまったり、都合のいいように解釈して事実と違うことを伝えてしまったり……

これらの要因に共通して言えること、それは”決めつけ”です。

「このことは多分知ってるはずだから言わなくて大丈夫」

「これは恐らくこういう意味に違いない」

こういった決めつけが円滑なコミュニケーションの弊害となるのです。

"決めつけ"を防ぐには?

人は自分が過ごしてきた環境・体験によって価値観を構築していきます。

誰かと会話をする時、自分の価値観で相手を決めつけてしまったり、自分の中の価値観や体験を全て正しいと思い込んでしまっていることがあります😔

知見が広ければ広いだけ、物事に対する見方も多く持つことができますね!

しかし、実際に自分の身で体験できることには制限があります。

自分の人生しか生きられないので、自分の立ち位置から見たもの、体験したもので知見を広げていかなければなりません。

他者に”なってみる”ことで知見を広げていく。

この”知見を広げる”ということに、演劇はとても有効なんです。

架空の物語の中で他人を演じる時、周りにいる人もその架空の中の人物として自分に向き合ってきます。

この他者に“なってみる”という体験で

自分の人生だけしか生きてなかったら見えてこなかったであろう景色が見えてくるのです!

そしてその体験で得た感覚は、日常生活で役立ってきます。

相手とコミュニケーションをとる時”決めつけない”ようになるのです。

それによって、相手の気持ちと意見が異なっても「この人は変だ」「この意見はおかしい」とならず、

「この人はこう考えるんだな」と冷静に受け止めることができ、より多くの人との人間関係を築きやすくなります。

大人になり、社会人になると、友達でも家族でもない人たちと過ごす時間が多くなります。

その時に少しでも相手を決めつけない習慣が出来ていると、円滑な人間関係を築きやすくなりますね。

多様性が叫ばれる昨今、この決めつけないという価値観はますます大事なものになっていくことだと思います。

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